週刊少年ジャンプ31号 「ONE PIECE 第1119話」
この記事では、週刊少年ジャンプ31号に掲載されていました「ONE PIECE 第1119話“エメト”」の内容をネタバレを含めて紹介しています。
CP0の別れや五老星との戦い、ベガパンクの配信の再開、鉄の巨人の再稼働など様々な内容が織り込まれた話になっていました。
ぜひあなたもONE PIECEの世界に興味を持って頂けましたら幸いです。
決別
週刊少年ジャンプ31号 「ONE PIECE 第1119話」
始まりは悲しい場面からスタートします。
ベガパンクの1人“想（エジソン）”に逃げ出すことを誓い、かつての同僚であったCP0のカクを解放すると告げたステューシー。
カクのことを友達だからと解放を試みたが、ステューシーの裏切りにあったカクからは一緒に逃げ出すことを拒まれてしまいます。
気持ちは分からなくはないが、ここは素直に逃げ出しなよと言ってあげたくなります。
クローンであるステューシーもCP0も「人間」としての感情をしっかり持ち合わせている様子が伺えます。
カクの次なる行動は、ルッチとの合流後麦わらの一味を追うことだと考えられるため、同じ脱出でも今後の目的は異なってしまいますからね。
涙するステューシーと別れの決別をしたカクが悲しんでいる様子も描かれています。ONE PIECEの世界にも逆らえないパワハラ的な権力や立場もあるのでしょうね。
2人のニカ
週刊少年ジャンプ31号 「ONE PIECE 第1119話」
そんなCP0の悲しみの描写から一変し、楽しげなムードに包まれるルフィ一向と巨人族の船の場面へと移り変わります。
五老星の1人マーズ聖から追われている危険な状況下でも楽しそうです。
前話の1118話でボニーのトシトシの実の能力で、自由な姿となりルフィのようなニカの姿になりました。ボニーも同じ姿になり大喜びの様子が描かれており、とても可愛い様子です。
ルフィと共闘し、不死身の五老星と戦うことになります。
ルフィも五老星はちぎれても潰れても効かないと明言しており、どのように戦うのかと思っていた矢先、ルフィが妙案を仲間達に勧めます。
五老星との戦い
週刊少年ジャンプ31号 「ONE PIECE 第1119話」
ルフィが提案した戦いは「全員でおれを思いっきりブッ飛ばせ」
その意図を瞬時に把握し、理解するサンジとフランキー。長年の付き合いになり、信頼関係が伺えますね。
理解できなかったボニーは置いてけぼりをくいますが、船長命令を聞き入れ全力の攻撃に。
サンジ “魔神風脚 地獄の思い出（イフリートジャンブ ヘルメモリーズ）”
フランキー “ストロング衝撃右（ストロングインパクトライト）”
ボニー “ニカのパンチ”
ボニーだけシンプルで可愛らしいですね…笑。
週刊少年ジャンプ31号「ONE PIECE 1119話」
三者三様の攻撃を与えられ、痛がるルフィ。
ゴムの能力でも“覇気”を纏った攻撃は当然痛いようです。
それでもサンジとフランキーはルフィを信じて力を抜かず、ルフィの息の根を止める勢いで攻撃を続けることを促します。
ルフィが楽しそうだからいいですが、ここまで信頼関係を築ける麦わらの一味は素晴らしいなと感動します。
そのままルフィの“白い風船（ドーンバルーン）”が炸裂し、案の定2度と帰って来れないと思われるところへ消えていきました。
脱出を再開したルフィ達は“研究層（ラボフェーズ）”から降りてくるはずのサニー号と他の麦わらの一味を待ちます。
ルフィ達を逃すためにも同じパンクレコーズで接続できるベガパンクのサテライトの“欲（ヨーク）”からの監視を解くためにも“暴（アトラス）”と“悪（リリス）”が動き出します。
鉄の巨人“エメト”
週刊少年ジャンプ31号「ONE PIECE 1119話」
五老星からの攻撃を受けた鉄の巨人は海底に沈んでしまいましたが、鉄の巨人が守っていた配信電伝虫が目を覚まします。
念波が途切れていただけで、完全には阻止できていなかったことからベガパンクの配信が再開します。
途切れ途切れに流れる配信により、内容まで分かりにくくなってしまったものの五老星や世界政府にとっては再度不都合な状況に。
配信を止めることよりも麦わらの一味や巨人族の脱出を阻止することに奮闘する五老星。ピーター聖とウォーキュリー聖はルフィ一向が乗る巨兵海賊団の船を襲い始めます。
ここまであまり目立った動きのなかったピーター聖はサイファーポールや瓦礫、セラフィムを空へ吐き出し、降らせ始めました。
その後ルフィ達の船を吸い込み始め、脱出に進み出した船を引き戻してしまいました。
起こったルフィは覇気を纏った強烈なパンチをお見舞いし、ピーター聖の相手をします。
その隙にウォーキュリー聖が船に向かって突撃しようとします。ルフィの攻撃も固すぎて通らなかったウォーキュリー聖が追突したら船はひとたまりもありません。
絶体絶命となったとき、現れたのが海底に沈んだはずの“鉄の巨人”でした。固いウォーキュリー聖の巨大な角をへし折り、ジョイボーイとの会話と思われる描写と共にここでも強烈なパンチを繰り出しました。
会話の内容から鉄の巨人と見えていたものは、“エメト”と呼ばれていたと思われます。
再び再会したルフィは鉄の巨人（ロボ）の出現にロマンを隠しきれません。
ONE PIECEの男性キャラはロボが大好きですね。作者の尾田先生もロボが好きなんでしょうか。
次回はこの“エメト”がどのような活躍をしていくかが楽しみですね。
まとめ
この記事では、ONE PIECE 第1119話の内容をネタバレを含め紹介しました。
冷徹なCP0の面々の悲しい別れや2人のニカやルフィ達の五老聖との戦い、再び再開したベガパンクの配信、謎に包まれていた鉄の巨人の正体などなど明らかになってくることがたくさんあります。
次回は1週お休みで、再開が令和6年7月16日です。楽しみに待ちましょう。
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