令和6年4月25日(月)に発売の「週刊少年ジャンプ」で3週間ぶりにONE PIECEがついに再開しました。
尾田先生の身体のメンテナンスや取材・構想のためということが理由として挙げられていましたが、ついつい長期休載となりますと心配になってしまいますね。
無事連載再開となり、とても嬉しく思います。
休載をしても漫画の内容は深まるばかりで面白さが極まるばかりです。
今週号は「1112話 ハードアスペクト」です。
この記事では、面白かった内容、今後に繋がる興味深い内容、気になった内容などを紹介しています。
※ネタバレです。注意してください。
見た目がムゴイ!?
「パシフィスタマークⅢ」を全機停止させた報告から始まった1112話。
すべてのパシフィスタを止めた後、次の標的をジュエリー・ボニーに変えた五老星の1人、イーザンバロン・V・ナス寿朗聖。
ベガパンクにより、パシフィスタの威権順位を上位に設定され、国を滅ぼす力をも得たボニーを狙うべく駆けていきます。
そんな中、巨人族の船の前でも死闘が繰り広げられています。
船の前に立ち塞がる海軍中将たち。レッドキング中将はフランキーにより倒され、ボニーの相手はポンスキー中将。
このポンスキー中将、ほんとに正義を掲げているのか?と思えるほどの悪態をつきながらボニーと戦っている様子。
ポンスキー:「覚悟せよ‼︎クソガキジュエリー・ボニー‼︎」
「貴様に戦闘兵器は渡さん‼︎」
ボニー:「兵器って呼ぶんじゃねェ‼︎」
「お父さんはヒーローだアゴオヤジィ‼︎」
もはや子供の喧嘩ですね。
ボニーの能力により、幼児化されてしまうポンスキー中将でしたが、思いっきり顔を蹴られてKOしてしまいます。
その様子を傍で見ていた別の海軍も見かねて一言。
「見た目がムゴイ‼︎やめろォ‼︎」
子供を全力で蹴り上げる様子はムゴイですね…。見ていて読者はスカッとしたかと思いますが。
最後の仕事
エッグヘッドの各所で戦いが激闘化している中、ベガパンクの真実の配信まで残り4分へ。
研究層では、ベガパンクのうちの1人「欲(ヨーク)」とマーカス・マーズ聖が合流してしまいました。
配信をしようとしている「配信電伝虫」の情報を得た後、虫ケラ扱いしている研究層に残っていた者に目もくれず探しに行ってしまう。
眼中になかったことを安堵しているCP0のカクとステューシー。
CP0を裏切ったステューシーだったが、「最後の仕事」をする為に残ることを志願。
無事に脱出する為には、バリア機能があるフロンティア・ドームをタイミングよく解除することが必須になります。
ステューシーと同様に麦わらの一味を逃すために、自らを犠牲にしたものがベガパンクのうちの1人「想(エジソン)」。
それぞれの想いと覚悟が相まった救出劇が読んでいて感動です。
『ハードアスペクト』
1112話の題名である「ハードアスペクト」
ハードアスペクトとは、天体同士の角度のことを表します。
角度により、天体の葛藤や、バランスの偏りからの争いなどを表現しています。
ONE PIECEの中では、五老星が各所で奮闘し、争いやバランスの崩れなどを表していることが表現されていると考えられます。
巨人のドリー、ブロギーと共に逃げているルフィサイドでも問題が…。
ギア5のニカの状態を続けているルフィですが、戦い疲れ空腹状態へ。
巨人から非常食の「ハカール」をもらい元気満タンになり復活。
「ハカール」とは発酵したサメのようでひどい臭いがするで、現実でいう「シュールストレミング」のようなものですかね。
元気に回復したルフィは、襲いかかってくるトップマン・ウォーキュリー聖へ強烈な一撃、「ゴムゴムの業火拳銃(レッドロック)」を打ち込みました。
それでも強大な武装色の覇気を纏ったウォーキュリー聖にはダメージが無く、殴ったルフィの方が痛そうです。
各所で強大な力の差を見せつける五老星。とうとうそれぞれが麦わらの一味に迫り来てしまいました。
最後にマーカス・マーズ聖は「配信電伝虫」に辿り着いてしまい、ベガパンクに運がなかったことをつぶやきます。
まとめ
この記事では、1112話の面白かった内容、今後に繋がる興味深い内容、気になった内容などについて紹介しました。
五老星の圧倒的な力が表現されている話が中心になっていました。
次回の合併号22・23号に掲載される予定の第1113話では、ベガパンクの真実の配信の行方や各所での麦わらの一味と五老星の戦いが激化する様子が描かれそうですね。
週初めの月曜日の楽しみの1つになるかと思いますのでぜひあなたも読んでみてください。
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