知っておくべき釣りの専門用語

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知っておくべき釣りの専門用語

あなたは釣りをする人たちが隠語のように使っている専門用語をどのくらい知っていますか?

釣りベテラン者が当たり前のように会話に使っている専門用語はたくさんあります。

基本的な釣りの専門用語を少しでも多く知ることで、さらに釣りを楽しむことができます。

釣りの専門用語が分からないと重要な釣り情報も聞き逃してしまう恐れもあります。

こちらの記事では、釣りの醍醐味や知っておくべき釣りの専門用語などについて紹介しています。

 

釣りの醍醐味

釣りにはいくつもの醍醐味があります。

人それぞれかとは思いますが、私が釣りをしていて感じる醍醐味は大きく分けて3つあります。

魚が釣れる瞬間

非現実的な釣りには日常味わうことができない瞬間が多く存在します。

自然を相手にすることで日頃とは違った開放感や魚が針にかかった瞬間のファイトの瞬間は釣り人にしか味わえないドキドキ感や臨場感を感じさせてくれます。

一度この釣れる瞬間を感じることで釣りにハマってしまうことになるでしょう。

実際私が釣り初心者の方と釣りに同行した際、朝早くから起きて眠そうにしていても魚を釣った瞬間は目がキラキラしていました。

それだけ釣れる喜びは体験してみないと分からない醍醐味の1つと言えるかと思います。

釣れるまでの駆け引き

「釣りなんてじっと座ってる年寄りの遊びでしょ?」

これは釣りをしたことがない人に言われた最上級にショックだった言葉です。

はっきり言います。そんなことは決してありません。

簡単そうに見えて奥が深く、生死のかかっている相手との駆け引きはそんな甘いものではありません。

確かにじっと待っているだけの方もいるかと思いますが、私は釣りを楽しむ上で生き物を相手にしている気持ちは忘れないことを意識しています。

どういったところにどのような仕掛けをどのくらいの速さで維持しておけば魚がかかってくるだろう、この魚が釣れた場合はどのように対処しないとなど常に何かを考えて釣りに集中しています。

自分が思い浮かべたシナリオで魚が釣れるようになりますと本当に楽しくなってきて次はどうしてみようとハマること必至です。

釣れた後の美味しさ

釣りの醍醐味は何よりも2つ目でも挙げましたが、生命を頂くことにあります。

自分で苦労して釣った新鮮な魚を捌いて調理するまで行うことで、お魚屋さんで売っている魚とはまた格別に違った味わいになります。

「釣って楽しい、食べて美味しい」のいいことずくめのため、また頑張ろうまた行ってみたいと沼にハマっていきます。

私が感動したものは、初めて飲んだ新鮮な魚で作る「あら汁」です。魚の「あら(骨や頭、中落ち部分)」を酒と塩で味付けしただけのシンプルなものでしたが、本当にこんなに旨味が出るものなのかと感動しました。

自分で作った新鮮な魚で作るからこそより一層美味しさが倍増します。

ぜひあなたも釣りの醍醐味を探してみてください。

 

基本的な釣りの専門用語

釣りの専門用語は、数えきれないほどあります。

私も5年以上釣りを趣味としていますが、まだまだ勉強不足だなと感じることは多々あります。

様々な考え方もありますし、人によって感じ方ももちろん違います。

そのため常に学びになることばかりなことが存在するのが釣りの楽しみでもあります。

こちらではテーマにもある釣りをする上で知っておくべき基本的な釣りの専門用語について場合分けをして紹介しています。

釣り動作編

釣りの動作には専門用語が多く存在します。

玄人の方から教えてもらう際、専門用語が飛び交い、今なんて言った?なんて場面が多々あります。

知っておくとこうやってやるんだなというのがすんなりと入ってくるかと思いますので、覚えておきましょう。

根掛かり

根掛かりは、初心者でも釣りベテランの方でも起こりうる事象です。

釣り針やルアーなど釣りに使う仕掛けが海底や川底などの岩や海藻、珊瑚などに引っかかって外れなくなってしまうことを言います。

根掛かりを起こした際に無理に外そうとしてしまいますと、竿が折れたり、余計に仕掛けが外れなくなってしまうことがあります。

状況によって仕掛けを上手に回収する術を学ぶ必要があります。

キャスト

あっちへキャストして!などと指示を受けることがありますが、こちらも専門用語です。

仕掛けを投げることを指しますが、キャスティングとも言い、投げ釣りやルアー釣りをするときなどによく聞かれます。

誘う(アクション)

水中で誘って!や釣り竿でアクションしながら動かして!といった際によく聞かれますが、こちらも釣り動作です。

水中にある餌や仕掛けを動かして(アクションして)魚の食い気を誘ってという意味になります。

じっと待つ釣りをするか誘う釣りをするかで醍醐味が変わってきます。

仕掛けをどのように動かして誘うことができるかということを考えながら釣りをすることで釣果にも大きく違いが現れます。

バレた

釣れる瞬間によく起こりうる出来事の1つです。

魚の口にかかっていた針が外れてしまい、釣れると思っていた魚が逃げ出してしまうことを「バレる」と言います。

魚がバレることで次の魚が連鎖的に釣れにくくなってしまうこともあるため、バラすなよやバレたら船長に怒られるよと言われたことがあります。

最初は何がバレるんですか?と私も聞いてしまったことがあります。

知らないと恥ずかしい思いをしてしまうこともありますので、基本的なことは覚えておきましょう。

おまつり

こちらは人が大勢いる中で釣りをする際に起こりうるトラブルのことです。

釣り糸や仕掛けが複数人で絡まってしまい、取れなくなってしまうことを「おまつり」と言います。

お祭りで踊っているかのように見えるため、「おまつり」と言われるようになったそうです。

おまつりした場合、丁寧に仕掛けを外さないと別の方の釣り糸が切れてしまったり、余計に仕掛けが絡まって外れなくなったりしてしまいます。

せっかくの楽しい釣りなのに周りの人とのトラブルになってしまうことで楽しさが嫌な思い出に変わってしまうこともあります。

おまつりしてしまったらまずは謝罪し、どちらが外すか話し合うなどマナーを守ることで周りの人とのトラブルを回避できるようになるかと思いますので気をつけましょう。

 

道具編

次は道具に関する釣りの専門用語です。道具も数多くあり、釣る場所、釣る対象魚などによっても必要になる釣り道具が変わってきて知っておくべきことが増えていきます。

タックル

竿やリール、釣り糸、仕掛けなどの釣りに使うための道具をまとめた総称をタックルと言います。

上の写真一式などのことを表します。

釣りに行く際には必須になりますので用意を忘れずにしましょう。

釣り糸(ライン、ハリス、リーダー、道糸)

釣り糸にはたくさんの種類があります。

ライン(道糸):釣り糸の総称を表します。

ハリス:釣り針を結ぶための細い糸のことを言います。魚の警戒心を薄らがせるために細い糸を針に結び、糸を見えにくくすることで自然な餌の様子を表現します。

主に餌釣りでよく使われて呼ばれます。

リーダー:こちらもハリスと同じく釣り針に結ぶための糸と仕掛けを結ぶ糸のことを指します。

魚から見えにくくする効果や岩場などで糸が擦れても切れにくくするために使用されます。

引っ張る力にも強い構造になっているため、魚からの強い引きにも耐えるためにも結ぶことがあります。

主にルアー釣りでよく使われて呼ばれています。

ルアー(擬似餌)

エサに見せかけた擬似餌のことを指します。

釣る対象魚によっても使用されるルアーが異なり、イカを釣る際にはエギ(餌木)と呼ばれるルアーを使用します。

どのくらいの大きさの何を使うか、重さはどのくらいのものを使うかなど考えて使用するため奥が深くなっていきます。

バッカン

水を汲んだり、釣った魚を保管しておいたり、汚れた手を洗ったりなど使用用途が様々なバケツのようなものをバッカンと言います。

上の写真の水色のバケツのようなものを指します。

便利で使用用途が多様なため、釣りに行く際には持って行くことがおすすめです。

 

環境編

環境にも様々な用語があります。

こちらが日頃使わないような言葉が多く、分かりにくいですが、知っておくことで釣りの釣果の改善に影響してくるものばかりとなっています。

マズメ(朝マズメ、夕マズメ)

マズメは1日に2回発生します。

日の出、日の入りの前後の時間帯のことを指します。

この2つのマズメの時間帯になりますと、魚の活性が高くなり、餌やルアーなど仕掛けに食いつきやすくなります。

ほんのちょっと前には全く釣れなくて帰ろうとしたタイミングでマズメに入り、周りの人がボコボコ釣れ始めるといったことはよくあります。

潮が動き始めたタイミングでマズメだなと判断できますので、釣りに行く前には日の出日の入りの時間は気象予報などで確認しておくことが重要です。

ナブラ・ボイル

ナブラやボイルはそんな1日に何度も同じ場所で見れるわけではありませんが、現れた際にはチャンスでフィーバータイムみたいなものです。

大物が小魚などを捕食するために追い回し、表層まで追い込んできて水面がバシャバシャとなることを言います。

船釣りの沖釣りでよく見られる光景ですが、陸っぱりからでもたまに見られます。

ナブラの発生した少し先や周りに仕掛けを投げ込むことで群れから逸れた小魚と勘違いされ釣れやすくなるといったこともあります。

入れ食い

入れ食いは釣りをする上で起こるナブラやボイルのようなフィーバータイムのことを表します。

字の如く、仕掛けを水中に入れるだけで魚が食ってくることを言います。

正直この状態は滅多に起きないため、発生しますと面白いくらいボコボコ釣れます。

入れ食い状態になりましたら絶好のチャンスですので、逃さないように気をつけましょう。

 

まとめ

こちらの記事では、釣りの醍醐味や知っておくべき釣りの専門用語などについて紹介しました。

釣りをしてみたいけど教えてもらおうにも何を言っているのか分からない。

難しいから始められないと言ったことを聞いたことが何度もあります。

釣りを始めたいと思っている方に向けて、必須項目を下の記事で紹介しています。ぜひ読んでみてください。

🔰初めての釣り🔰 最初に押さえる必須項目‼︎

 

新しいことを始めるのは何にしても大変ですが、やってみたいと興味を持つことがとても大切です。

まずは専門用語を1つでも多く知って、釣りの楽しみに触れていきましょう。

 

Riku

愛知県在住で社会人7年目の医療従事者をしています。
趣味が釣りと漫画を読むことです。
「趣味を楽しみ、恋愛もして、仕事の理不尽に打ち克つ」を目標にしています。
私が経験した日々のあれやこれやで良かったこと、感じたこと、気をつけなければと学んだこと、記事を読んでくださっている方に共感してもらいたいことなどなどまとめています。
記事を読んでくださった方の悩みなどが解決し、今の生活が少しでも明るくなれば幸いです。

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