明日からまた新しい週が始まってしまい、学校や仕事への憂鬱感がある方が多いかと思います。
あなたはもう今週の週刊少年ジャンプ27号のONE PIECEを読みましたか?
今週も前話、前々話のお話に引き続きベガパンクの配信により明らかになっていく世界の真実について描かれています。
800年前に起きた戦争、研究層(ラボフェース)に残った元CP0のステューシーの決意、マザーフレイムの秘密、現在配信が進んでいる配信電伝虫の所在などについて今回第1116話で明らかになったこと、気になったことなどについて紹介しています。
未だ続く800年前の知られずの戦争!?
今週号の第1116話もベガパンクによる配信の全世界の反響と様相が描かれるところから始まります。
前話の1115話の最後に“空白の100年”に起きた戦争は今もなお続いているということが明らかになりました。
どこでその時代の人が誰も生きていないのに、誰にも知られていなかった戦争がなぜ今もなお続いているのか!?といった疑問が飛び交っています。
そう言いたくなるのも至極ごもっともですね。世界政府が隠し続け、知ろうとすれば犯罪だとしてきていましたからね。とんだハラスメントです。
ここで肖像画を見つめるイム様がベガパンクの名前を呼び激怒している様子が描かれます。
ベガパンクの配信が核心に迫っていることが窺えますね。
ここで場面が変わり、配信を聴きつつも王女ビビの失踪や父のコブラ王の死に悲しみ暮れているあらバスタの様子に移ります。
世界会議(レヴェリー)の開催後姿を消してしまったビビと亡くなった父のコブラ王。
ビビは突然CP0に誘拐され、コブラ王がイム様や五老星に殺害されるところをたまたま目撃してしまったワポルに助けられ、空飛ぶ情報屋の“ニュースクー”社長モルガンズにより保護されています。
誰にも知られずに逃亡に成功したビビは今後かつて仲間として共に戦ったルフィ達の前に再度現れ、再会に繋がることでしょう。
アラバスタの王に仕えるイガラム、チャカ、ペルーの久しぶりの登場が描かれていますが、失踪し保護されていることは知らず嘆きの様子が窺えます。
せっかく平和の戻ったアラバスタですが、今後も波乱が待ち受けていそうですね。
ステューシーの決意
場面はエッグヘッドに戻り、ベガパンクのうちの1人“想(エジソン)”とステューシーとの会話に移ります。
前話でステラのベガパンクが死んでしまった後、誰のために生きればいいのか分からなくなったと告げていたステューシー。
このまま麦わらの一味を逃すことに専念して死を覚悟したのかと思われていたがエジソンにより逃げて生き延びることを嘆願されます。
このまま研究層に残ることを決意したと思われていたステューシーと捕らわれていたCP0のカク。
逃げることと合わせてカクも逃すことを提案するステューシー。
裏切りはあったもののかつて共にCP0として働いていた同僚をおいてはいけない様子。
カクに麦わらの一味は追わせないし、次に取る行動も分かるからと告げ、エジソンもステューシーの意図を察する。
次の行動はルッチと合流することだとは思いますが逃げ切れるのでしょうか。
第1116話の題名にもあります「葛藤」。これがステューシーの心情を表していました。
ベガパンクや麦わらの一味を救うことと同僚のCP0を裏切ること。2つの選択肢を迫られていたステューシーでした。
エジソンの、クローンであるステューシーへの言葉が生みの親としての優しさが垣間見える状況が感動でした。
「葛藤は“人間”の証やぜステューシー 好きにしていいから…必ず生き延びろ…‼︎」
涙する様子は人間そのもの。様子を見つめるカクも複雑な様子です。
このまま麦わらの一味と共闘し、五老星と戦うという展開に期待です。
盗まれ悪用されたマザーフレイム
世界中の国々の生活を豊かにすることを目的に開発された「消えない炎(マザーフレイム)」ですが、その炎の一欠片が盗まれたことが明らかになりました。
盗んだのはベガパンクのうちの1人“欲(ヨーク)”で天竜人になりたい一心で五老星に渡したことは想像がつきます。
盗まれた2週間後に無くなったルルシア王国。その後起きた全世界の地震や海面上昇。
真実が明らかになる全世界は困惑と驚きに包まれます。
ベガパンクは土下座し、自身が作り上げてしまった動力源によって作動させてしまった古代兵器の罪を謝罪します。
稼働させたイム様と五老星の代わりに謝罪。とんだとばっちりです。
これによりかつての200m以上の海面上昇を現在実行可能であることを証明してしまったことに繋がりました。
古代兵器は3つ存在します。
①ポセイドン:魚人島に稀に生まれる人魚姫。(現在のしらほし姫)海王類と会話ができることが特徴です。
②プルトン:ワノ国に存在することが語られているがその実態は未だ不明。
③ウラヌス:こちらも実態は不明だが、今回のマザーフレイムの動力で稼働させられたことが明らかになりました。
かつて3つの古代兵器を用いていたジョイボーイの一団は、これをなぜ今もなお後世に伝え、何を目的としているかが不明です。
ですが、これら“空白の100年”に起きたことを全て知ったもの達が明らかになりました。
それがゴール・D・ロジャーが率いた“海賊王の一団”です。
ここで慌てる元海軍元帥センゴクや怒る現元帥の赤犬の様子からその情報は一部の海軍の上層部の人たちは知っていたようですね。
そのために海賊王が処刑され、真実を知ろうとする者は罰せられることから世界政府の隠したいことであることが強調されました。
伏線が一気に回収され、真実が明らかになっていく様子が現れています。
麦わらの一味が少しずつ“歴史の本文(ポーネグリフ)”を読み解き明らかにしていく情報かと思いきやこのベガパンクの配信で一気に明らかになっていき、驚きですね。
配信電伝虫の在処とは!?
ここでマザーフレイムを盗んだ欲(ヨーク)の配信電伝虫を探す場面に移ります。
確かに…と思った状況になりますが、配信を録画していた時期とマザーフレイムが盗まれ悪用されたこと、ヨークが裏切っていたことを知ったことの時系列と状況が合いません。
本日6月9日に放送されたアニメでもベガパンクは何者かに捕らわれ、政府の諜報機関の人達が同じ場所に捕らわれた事を知ったばかりだった様子が窺え、ベガパンクの中に裏切り者がいることを知らなかった様子が流れていました。
このベガパンクの配信や行動にも謎が多く今後驚く展開に繋がって来そうですね。
ここでもう一つ唐突に動き出したことがヨークが配信電伝虫の在処が分かったと五老星に告げていますが、これもまた謎の一つです。
“工場層(ファビリオフェーズ)”にいる“鉄の巨人”が守ってる‼︎
どういうこと?と思いました。元々廃材置き場に動かずに放置されていたこの鉄の巨人が現在動いていることや動くことをベガパンクも知らなかったでは?と。
ルフィがギア5のニカの姿になり、解放のドラムを鳴らしたことにより稼働したこの“鉄の巨人”でしたが、守るために動き出すことを予知していたことになります。
今後の展開が気になる1つですね。
最後に懐かしいレイリーの様子が描かれます。
ベガパンクの配信で“空白の100年”の真実を知った海賊王の一団が明らかになりましたが、歴史の全てを知ったにも関わらず誰にも告げずに何もしなかったことを疑問に出します。
もちろん海賊王の船で副船長をしていたレイリーなら全てを知っているはずです。
酔い潰れて告げる言葉が
「若者から奪い取るなバカモノめ…‼︎なァロジャー“楽しみ”をよ…」
かっこ良すぎる寝言です。
真実を知った上で今後の未来をどう感じて、どうしていくかを全てを知った若者に託したことが見て取れますが、その真意を知ることは読者にしかまだできません。
ここで幕を閉じた第1116話。今後の展開が楽しみです。
まとめ
ベガパンクによる配信で明らかになる世界の真実やエッグヘッドに集結したもの達の様々な「葛藤」の様子が描かれた第1116話でした。
この記事では明らかになった真実や世界の配信に耳を傾ける人、残り戦う人たちの様子など話の中の気になった点や感想などについて紹介しました。
未だ明らかになっていないことも様々で今後の展開がどのようになっていくかが楽しみです。
だんだんクライマックスに近づいていることが感じられ、楽しみ反面、もの寂しさも出てくるようになりました。
ONE PIECEの続きを楽しみに明日からの新しい1週間を乗り越えましょう。
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