アウトドアが流行している中、釣りをする人も急増しています。
手軽に始められることと、普段の生活にない自然の恵みやドキドキ感、釣れた時の楽しみ、釣った人にしか味わえない美味な海の幸など様々な魅力が釣りにはあります。
これから釣りを始めてみたいと考えている方、始めてみたもののどんな服装が適しているか迷っている方、そんな方はぜひこちらの記事を読んでみてください。
私は初めて釣りをする人から頼まれて、一緒に釣りに連れていくことが多々あります。
そんな時に注意していることや季節ごとに伝え方を変えていますので、ぜひ参考にしてもらえたら幸いです。
目次
釣りに適した服装の定義とは
釣りの服装に正解・不正解はありませんが、適した服装はあります。
最低限押さえておきたいポイントはありますので、服装選びに気をつけてください。
①動きやすい
場合によっては歩いて遠い堤防やテトラポッド付近で釣りをすることもあります。
重たすぎる荷物やかさばるような格好では動きにくく、釣りをする際の操作性が悪くなってしまいます。
仕掛けを投げる際にも動きにくい格好ですと、周りの方に迷惑をかけてしまうこともあります。
履き慣れていない靴も控えるようにしましょう。つまづいたり、転倒の原因に繋がってしまいます。
ストレッチ素材のものも多く見かけるようになりましたし、服装によっては機能性重視の継ぎ目があるなど動きやすさに特化したものが販売されています。
②汚れてもいい服
潮風や海水でパリパリになってしまうこともよくあります。
また、釣りをする上では多少の汚れは避けられません。
エサを使用する際、魚が釣れた際、仕掛けを操作する際、砂浜や堤防、川辺などを歩く際と様々な要因で汚れが付着する要素があります。
なるべく撥水加工の汚れを弾きやすい服装や靴を選択するようにしましょう。
③速乾性のある素材
速乾性の良さも釣りをする上ではとても重要です。
夏場の暑い時期では汗をかいたり、冬の寒い時期には雪が降ってくる場合もあります。
また、突然の雨に見舞われるということもよくあります。海の周りは急な天候の変化も何度も起こりうります。
実際私も初めのうちは快晴で快適な釣りを楽しんでいたところ、2時間も経ったら空が真っ暗になり急な雷雨に襲われたことも何度もあります。
乾きにくく、濡れたままの服装では体調不良に繋がりやすくなってしまいます。
メッシュの生地やゴアテックスマークのついた内部からの発汗などは乾きやすく、外部からの風や寒さは通しにくいといった特徴のある服もアウトドア用品のお店で販売しています。
速乾性の良さはとても重要ですので、一度チェックしてみてください。
④虫や日光などから肌を守りやすい服
どのアウトドアをする上でも注意すべきことは、日焼けや虫除けです。
特に釣りをする際は、日光にさらされる時間が長く、使用するエサや自分の汗に虫が寄ってきやすくなります。
多少暑くても日焼け・虫除け対策の施された衣類を選ぶようにしましょう。
海の照り返しの日光は思っている以上に強烈です。
目を守るためにもサングラス(偏光)の着用はとてもおすすめです。
釣りを楽しむためにもまずは自分の身を守ることを意識しましょう。
⑤温度管理のしやすい服
釣りに行くために家を出る時は寒かったのに、着いたら日が昇って暑くなってきたや反対に家を出る頃は暑くても日が沈んで夕方になってきたら冷えてきたということはよくあります。
温度管理がしやすい服装は、脱ぎ着がしやすく、比較的軽いものが該当します。
その場の気候や温度に合った服装を選びましょう。
以上の5点は、最低限抑えておきたいポイントです。
当たり前と思われがちですが、おしゃれ重視やその時期にそぐわない服装で釣りをしている人はよく見かけます。
熱中症になったり、ケガの原因になったりし、せっかくの釣りを楽しめなくなってしまうだけでなく、最悪の場合その場の周りの方にも迷惑をかけてしまうこともあります。
その場の釣りに適した服装選びを心がけましょう。
釣りのおすすめ服装
釣りは場所によっては全てのシーズンで楽しめる素晴らしいアウトドアな遊びです。
どのシーズンでも楽しめるからこそ注意が必要になってきます。
こちらでは、季節ごとに暑い場合と寒い場合に分けて注意すべきことなどをまとめています。
それぞれの時期に適した服装で釣りを快適に楽しみましょう。
春・夏
暖かくなってくる春頃から暑い夏の時期には、主に強い日差しや紫外線対策を心がけましょう。
虫も活発になる時期ですので、暑いからといって肌の露出が多い服装は要注意です。
いざ釣り場に行ってみると、水辺は潮風などにより体感温度が低く感じられるのも春や夏の時期の特徴です。
また、天気の移り変わりもとても激しいので街中と水辺での天気や気候の変化に注意して服装選びをしましょう。
秋・冬
日が沈むのが早くなり、肌寒さを感じ始める秋や冷たい風の吹く冬頃には、寒さを凌ぐ服装が最優先となります。
この時期は魚の活性が落ちるだけでなく、釣り人の活性も大きく下がるため、暖かくじっとしている時間が長くても寒さに耐えられる服装を選びましょう。
私も冬には偏光サングラスに加え、ネックウォーマーや手袋などを身につけ、少しでも肌の露出を抑える工夫をします。
冬場も急な天候の変化が激しく、急激に冷え込んでくることがあります。
動きやすさを維持しつつ、釣りのしやすい服装を選択しましょう。
釣りの服装人気ブランドおすすめ3選
釣りに適した服装を扱っているブランドのおすすめはいくつかありますが、特に人気の高いブランドを3つ紹介します。
釣り好きの方で知らない人はいないのではというくらい人気で、私も常に愛用させていただいているブランドになります。
ダイワ(DAIWA)
釣りブランドの「ダイワ」
こちらは竿やリールなど釣具だけでなく、幅広くウェアなども販売しています。
1番の特徴は、上のダイワのDを模したロゴマーク。
デザインがおしゃれだけでなく、機能性が抜群。
このブランドだけで釣りに必要なものが全て揃うといっても過言ではありません。
実際に釣りを楽しむことをコンセプトとしているため、こんな感じのものが欲しかった、こういうものがあったらなといった悩みに応えた商品ばかりです。
お値段が多少高めですが、金額以上の満足度となっています。
シマノ(SHIMANO)
2つ目のブランドは、「シマノ」です。
ダイワVSシマノというくらい釣りブランドのトップのような存在です。
こちらもダイワに負けず劣らず、機能性が最高です。
ダイワにないものにシマノが、シマノにないものがダイワにあるほどお互いにないものを補い合っているような存在感です。
私の利用している印象ですが、シマノの方がダイワより少々お値段が高いですが、機能面やデザインの幅広さが豊富な印象です。
1月の真冬の船釣りで海風や強風、大雨の日に釣りをしたことがありますが、シマノの防寒着やレインコートを着用していたおかげで全く寒くなく、快適に釣りを楽しめたという経験もあるほどです。
THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)
3つ目のブランドは、「ノース・フェイス」です。
こちらは釣りブランドではありませんが、アウトドア用品のブランドで、釣りなど様々なアウトドアに適した服装を選べるブランドです。
アウトドアを基本的にしない方でもノースフェイスの服は街中でも見かけた経験が多いかと思います。
それだけ日常的にも利用しやすく、誰もが着たいと思えるような機能性の良さがあるというのが大きな特徴の一つです。
お値段は高めですが、おしゃれで何にでも合うノースフェイスの商品は、ちょっと背伸びをしてでも買いたくなるようなものばかりです。
ぜひ釣りに行く際は、上の最適なブランド3選を参考にしていただければと思います。
まとめ
釣りに適したおすすめの服装について紹介してきました。
いつどの季節にどんな釣りに行くかでも注意する点は異なりますが、基本的には動きやすく、汚れてもよく、速乾性があり、日差しや虫など外敵から守ってくれて、温度管理のしやすい服装が最適になります。
ぜひ上記の注意すべきポイントを押さえてそれぞれの季節に合った、楽しい釣りを楽しんでください。
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