春の釣り本格化!これから始める準備と対策

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今年は肌寒い3月となっていましたが,遅い桜の開花も始まり,ようやく春の訪れを感じますね。

だんだん暖かくなってきて、心地良くなってくる春の釣りが本格化していきます。

この記事では、春が到来した時期に釣りやすい魚種と釣り本格化に向けた準備と対策について紹介します。

 

春に釣れやすい魚種とは?

暖かくなってくることで魚たちの活性が上がる夏のように,たくさん数が釣れる釣りができるというわけではありませんが、春から夏にかけて釣りやすくなる魚もいます。

釣れやすくなってくる魚を狙うようにして春の釣りを楽しみましょう。

メバル

メバルは比較的年中釣れますが、特に12月〜1月の初冬頃、4月〜5月と暖かくなり始めた初春頃に釣れやすくなる魚です。

春告魚と呼ばれるくらいで、メバルが釣れ始めた頃には春が来たことを感じることができます。

時間帯が合えば初心者の方でも釣りやすく、釣りを始める方にも最初のターゲットとしてもおすすめです。

基本的には夜行性の魚ですので、夜釣りがおすすめで堤防や漁港など藻があるところなどには特に多く棲みついている印象です。

ぜひ春の最初のターゲットに狙ってみてください。

 

クロダイ

クロダイも場所によっては年中釣れる魚ですが、春の始まり頃は産卵を控え、乗っ込みといい、群れで浅瀬に集まってきやすくなります。

冬場も温水路などに集まることから暖かい場所を好む印象です。

クロダイでも小さなものはチンタと呼ばれ、片手くらいのものもいますのでそのくらいの魚はなるべくリリースしてあげてください。

産卵を控えたクロダイは、数も大きさも満足できるかと思います。

頭の片隅に入れておいて頂きたいこととしましては、乗っ込みの時期で数が釣れることもあります。それは産卵を控えているということでお腹に卵を抱えている魚ということです。

必要以上の釣れた分は、優しくリリースしてあげましょう。

マナーを守って楽しく釣りをすることが何よりも大切です。

 

イワシやアジなど青魚

イワシやアジなどの青魚も暖かくなってきますと、浅瀬に元気よく回遊してきてくれます。

冬になると深場か沖の方へ行ってしまいますが、潮通りのいいところや時間帯によっては浅瀬の湾内にも集まってくるので狙い目です。

回遊のタイミングに合えば、サビキで餌を撒くだけで爆釣ということもしばしばあります。

私のおすすめは、餌にオキアミやアミ姫などに「王道アジ」というコマセに使うピンクの粉を混ぜ合わせます。

オキアミなどだけでも寄ってきますが、こちらの王道アジは寄せ具合が段違いで、隣の「サビキ釣り人」と一段差をつけることができます。

 

アオリイカ

アオリイカもメバルと同じく1年で2回狙い目の来る魚種です。

秋口と春頃です。

時期によってサイズと釣れやすさが段違いに変わります。

秋口は産卵後少しずつ大きくなってきたものが、数多く集まり釣れやすくなります。

反対に春頃は産卵を控え、大きく成長したものが堤防付近にも現れるようになり、数は釣れませんが、釣れたら1kg以上、大きくて2kg以上のもの釣れることがあります。

アオリイカは時期に関係なく、藻が多くある場所を好むため、釣りをする際には藻を上手に避けて根掛かりをしないようにしつつ、藻の付近にいるところを狙わないといけないため、難易度が上がります。

釣れたばかりのアオリイカは格別です。釣った人にしか味わえない楽しさと美味しさを味わえるのがアオリイカの最大の楽しみです。

 

カサゴや、ムラソイなどの根魚

カサゴやムラソイ、アイナメなどなど根の方でじっとしていて、餌が来たところ活発になる根魚は年中いつでも釣れて釣りの楽しさを教えてくれます。

春になり、暖かくなり始めた頃、釣りに行ってみたはいいけど水温が低く、何も釣れないということは多々あります。

そんな中では、磯場や岩と岩の間の穴釣りをしてみましょう。

餌をつけてそっと穴の中に垂らしてみるだけで姿を現してくれるかもしれません。

サイズの小さいものから、20㎝ほどのものも釣れることがあり、初心者の方や小さいお子さんと釣りデビューをしてみるのもとてもおすすめです。

今年も根魚の方達にお世話になりましょう。

 

注意すべき季節と水温のずれ

暖かくなってきますと、釣り人の活性が上がり,ついつい竿を持って出かけたくなります。

ここで注意が必要なことが、人と魚の世界で気候と水温のずれがあります。

気候が暖かいから釣りにでも出かけようと意気揚々と出かけた矢先に何も釣れず、周りに釣り人が誰もいないなんてことはよくあります。

そんな時はまず海中に手をつけてみて水温を確かめてみてください。

きっと驚くくらい冷たいと思います。

陸と水中の時期は2ヶ月ほどずれてくると言われています。

釣り人が動きやすくなる3月や4月の初春は、魚の世界の水中では1月や2月並みの水温になっています。

水温が低い時期でもどこである程度釣れるなど把握している場合は別ですが、釣りを本格的に始めるなら、4月末から5月頭あたりから始めてみるといいでしょう。

 

春の釣りの準備と服装

春の釣りで注意しないといけないことは、気温の変化が激しいということです。

今日は暖かかったから明日も大丈夫ということはなかなか言えません。

反対に暖かくて曇っている時には、気を抜いていて知らず知らずに日焼けをしやすくなっているという事もあります。

春の風にも注意が必要で、仕掛けを投げられないくらい強い風が吹く事もよくあります。服装選びには注意をしましょう。

春に釣りをする際に注意することは以下の3つです。

①寒暖差に適応できるように脱ぎ着しやすい。

②動きやすく、日焼けを避けられる。

③汚れてもよく、アクティブに動ける。

釣りに行く場所によっても注意点は異なりますが、上記の3点はどこに行っても必須の注意点になるかと思います。

当たり前だよと思われるかもしれませんが、けっこう現地に行くと油断して半袖半ズボンでいる方、暑いと思って海パン1枚で釣りをしている方、暑いのにダウンのような上着を来たまま釣りをしている方など様々な方がいます。

熱中症や風邪など体調不良から自分の身体をきちんと守ることを意識して楽しく釣りをしましょう。

 

まとめ

春になり釣りを楽しめる時期が本格化してきます。

春の釣りでおすすめの対象魚や気をつけるべき点、準備や服装などについて紹介しました。

春になって暖かくなってきたからといって油断は禁物です。

水温も低いし、朝方や日が暮れてくるとまだまだ寒い日もあります。

本格化する前にしっかり準備を済ませて楽しい釣りライフを楽しみましょう。

 

Riku

愛知県在住で社会人7年目の医療従事者をしています。
趣味が釣りと漫画を読むことです。
「趣味を楽しみ、恋愛もして、仕事の理不尽に打ち克つ」を目標にしています。
私が経験した日々のあれやこれやで良かったこと、感じたこと、気をつけなければと学んだこと、記事を読んでくださっている方に共感してもらいたいことなどなどまとめています。
記事を読んでくださった方の悩みなどが解決し、今の生活が少しでも明るくなれば幸いです。

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