引用元:魔女の宅急便
あなたは金曜ロードショーの「魔女の宅急便」をご覧になりましたか?
いつ何度見ても感動し、様々な目線で観てみるととても面白く、共感できる内容がたくさん込められた作品になっています。
現在愛知県にできましたジブリパークも大盛況で、新たに魔女の宅急便やハウルの動く城をイメージした「魔女の谷」が完成しました。
毎月10日にチケットが予約販売されており、ジブリの魅力満載となっておりますので、愛知県に足を運ぶ機会があったらぜひ行ってみたいですね。
そんな魔女の宅急便ですが、注目すべきポイント5選を集めてみました。
この記事では、魔女の宅急便をより楽しく観ることができる注目ポイントを紹介します。
目次
直訳すると「キキの配達サービス」
作品の題名が「魔女の宅急便」ということで、英語では、魔女の「witch」を使うのかと思いきや、「KiKi’s Delivery Service」となります。
直訳しますと、「キキの配達サービス」です。
邪悪のようなあまり良いイメージのない魔女の意味合いは避けられたのでしょうか。
初めは魔女の宅急便という作品名に異議を唱えていた企業もありました。
それがあなたもご存知の「クロネコヤマトの宅急便」です。
元々「宅急便」という言葉はなく、クロネコヤマトさんが商標登録した名前で、「お宅に急いでお届けします」といった思いが込められているようです。
そのため、配達サービスという言葉を使っているということですね。
当初は反対だったクロネコさんも黒猫のジジが主人公の相棒ということで、前向きに話が進んだとのことです。
声優キャストは名探偵
引用元:魔女の宅急便
アニメを実際見てみますと、あれ?どこかで聞いたような…という場面が何度か出てきます。
あなたもぜひ再度魔女の宅急便のアニメを観る際に、注目してみてください。
1度は目にしたことがある他のアニメに出てくるキャラばかりです。
キキ=江戸川 コナン=ウルスラ?
これはよく耳にしますね。主人公のキキの声は、名探偵コナンの江戸川コナンの役の高山みなみさんですね。
もう一役高山みなみさんは、作中に出演しており、面白い場面になっている箇所があります。それがこちらです。
引用元:魔女の宅急便
同一人物の方が相手を支えており、ほっこりするシーンになっています。
ジジ=バタコさん
主人公のキキの相棒の黒猫ジジは、様々な有名キャラを演じている佐久間レイさんです。それいけ!アンパンマンのバタコさん、名探偵コナンの遠山和葉など他にも様々です。
トンボ=怪盗キッド
キキが住まうことを決めた街、コリコの町で出会った少年のトンボ。飛行クラブのメンバーでホウキで空を飛ぶキキに興味津々な様子。
そんなトンボも名探偵コナンの有名キャラ怪盗キッドの声優を務めている山口勝平さんです。
トンボは、今一番女の子にモテる男の子をベースに設定されたようで、また空を自在に飛ぶ怪盗キッドはぴったりですね。
キキとトンボ、コナンとキッドの組み合わせが重なってしまい、面白い様子となっています。
他にもたくさん「それいけ!アンパンマン」のアンパンマン役の声、「名探偵コナン」の横溝刑事や黒ずくめの組織の狙撃手キャンティなど名探偵との繋がりが多く見られる作品となっています。
ぜひ発見を楽しんでみてください。
共感できる名言
タイトル画像にも出てきますが,魔女の宅急便の作中には様々な刺さる共感できる言葉が登場してきます。
ぜひこの言葉納得できる,素敵だなというシーンを見つけてみてください。
私が共感できるなと感じた言葉は,以下になります。
まずタイトルにもある,「おちこんだりもしたけれど,わたしはげんきです。」
全然知らない街に独りで来て、不安と期待でいっぱいの中、同じようにつらいことや思い通りにならないハプニング、経験したことのないこともたくさん起こります。
それでも周りの人々の優しさに触れ、なんとか克服しようと何度だって落ち込む事はあるけど元気にやっているよとエールをもらえるような言葉です。
他にも,落ち込んだ時に思い出したくなる共感できる言葉が様々隠れています。
ネコと話せたのは魔女だからではなく!?
主人公キキの相棒のジジは最初作中では、人の言葉を話します。
まるで小判を頭につけた喋るポ◯モンのようです。
ですが、途中で風邪を引き、体調を崩したこともあり、ホウキで飛べなくなってしまうということが起こりました。
その頃からジジと会話する機会が少なくなり、ある時キキは、ジジがなんと言っているか分からなくなってしまいます。
私は、元々話せるネコで体調不良も重なったことと、魔法が弱くなってしまったことから会話ができなくなってしまったと思っていましたが、作者の方々曰くそうではなかったようです。
最後はキキも元気になり、ジジも会話ができるように戻るのかと思いきや、普通のネコと同じく会話をすることがなくなってしまうちょっと寂しい様子が窺えます。
作者の方々は、ジジは「もう1人の自分」の役割を担っていたようです。
ジジとの会話は、思春期の中様々な葛藤や成長があり、自分との対話をしているということでキキの成長していく様子を表現しています。
歳を重ねるにつれ、見方が変わる
引用元:魔女の宅急便
作中にお婆さんが作った美味しそうなニシンのパイを大雨の中、孫娘に配達するシーンがあります。
そこで受け取った孫娘が放つ言葉に賛否が集まります。
「あたしこのパイ嫌いなのよね」
私も初めはこのシーンを観て、せっかく一生懸命お婆さんとキキが作って、大雨の中濡れないように丁寧に運んできたのにその言い草はひどいと思っておりました。
ですが、歳を重ねるにつれ、その言いたくなる気持ちも分からなくはないという考え方も芽生えてきました。
毎年あまり好きではないものを贈られてきて、困っているもののきちんと受け取っているだけでも偉いという見方もあり、日常よくありえそうな光景だと感じるようになりました。
このシーンは1例ですが、他にも観る目線や年代など見方によっては様々な考え方で共感できるような内容が詰め込まれているなと感じられます。
まとめ
ジブリのアニメは面白いだけではなく、何か考えさせられたり、学びになる内容ばかりです。
魔女の宅急便の注目ポイント5選を紹介しましたが、魅力ある箇所が多いのもジブリの人気に繋がっているかと思います。
あなたもぜひ落ち込んだ時、共に頑張ろうと元気が出るはずですので見方を変えて観てみてください。
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